社葬とはどのようなものか

社葬は一般的に会社に対して多大な利益や功績をもたらした人、仕事中の事故により亡くなった人達を供養する目的で行われます。また、会社がお世話になっている方々への日頃の感謝の気持ちを示すという目的もあります。個人葬の後に行われ、葬儀にかかる費用の全てを会社側が取り持つ場合もあります。社葬は、会社の創設者や社長のような権威のある人の功績、経験を会社に残された人が引き継ぎ将来につなげていくという目的もあります。企業にはは社葬を行うことが、自社をアピールする広報活動の一環になるというメリットがあります。また、企業経営という視点でも円滑に後任となった人を示す事はとても重要なことです。葬儀には仕事の関係が深い人たちが多く訪れますが、名刺交換などの営業活動を行う事はタブーです。葬儀であるという事を意識して臨むことも大切です。

社葬における名刺のマナーについて

社葬とは、会社の創業者や社長など、その会社での中心的な立場がある人が亡くなった場合や殉職者がでた場合などに、会社が主催して行なう葬儀のことです。社葬に参列した際に受付で名刺を差し出すことになりますが、この際に用いる名刺について、おさえておくべきマナーがあります。参列者として受付に名刺を出す場合は、名刺の左下の部分を折るか、名刺の右肩の部分に弔の文字を書くのが一般的なマナーとなっています。また、何らかの事情があって、故人と同格の役職の者が葬儀に参列することができず、その代理人として葬儀に参列することとなった場合は、代理人としての自分の名刺と、参列できなかった本人の名刺の2枚を受付に出すのがマナーです。そして、この際に代理人の名刺には右肩部分に代と書き、本人の名刺には右肩部分に弔と書くのがマナーです。また、社葬の場で名刺を交換したり、仕事の打ち合わせをしたりすることはマナー違反となります。

社葬の形式の種類と最近の傾向

社葬は一般的に個人葬が行われた後、2~4週間くらいの期間をおいてから企業主催で実施されます。その構成は、僧侶による読経がある葬儀式と、一般の参列者が会葬する告別式の2つの構成で進んでいきます。最近では宗教儀礼を尊重した位置づけで行われる場合が多くなってきていることもあって、告別式に重点を置いて対外的なプレゼンテーションの意味合いを持たせている構成が増えてきている傾向にあります。費用はそれぞれ分けて分担されるケースが通常ですが、最近では個人葬についても企業が一定の費用を負担することが多くなってきています。ただ、企業が単独で主催するケースは大企業が執り行う場合がほとんどであり、中小企業のケースでは、比較的費用を抑えることができる合同葬の形式が選択される場合も多く、中にはプレゼンテーション機能に特化した「お別れ会」の形式にする企業も増えてきています。